登山における
水分持参量、エネルギー持参量

①水分補給量のガイドライン

マイペースで歩いている時には、次の式が当てはまるといわれています。

脱水量(㎖)=体重(kg)×行動時間(h)×5

この脱水量の最低7~8割は補給するように推奨されていますので、下の空白欄にご自身の体重(kg)と行動時間(分)を入力して水分持参量を確認しておきましょう。
結果は脱水量の7割の数字が表示されます。
なお、「5」という式の最後にある係数は、外気温25℃以上(夏日)の場合は「7」として計算します。

体重(kg):
行動時間(分):

夏日以外の水分持参量(ml):
夏日の水分持参量(ml):

②エネルギー補給量のガイドライン

 一般的な登山の場合、簡易版ではおおよそ次の式が当てはまるといわれています。
 詳細版は登りの累計標高差や下りの累計標高差などから算出します。

【簡易版】
消費量(kcal)=体重(kg)×行動時間(h)×5

簡易版の計算式は、脱水量と同じ計算式になります。つまり、上表脱水量の㎖をkcalに変えるとエネルギー消費量となります。
このエネルギー消費量の6~8割は補給するように推奨されていますので、補給水量と同程度のカロリー量のものを持参し、2時間ごとに補給するようにしましょう。エネルギーが切れると本当に足が動かなくなります。ちなみに、残りのエネルギー消費分は体脂肪で賄うみたいです。