自然は大いなる教科書

今まで、何組かの「親子de自然遊び」をさせていただきました。

その中身は、フィールドビンゴと工作体験ですが、子どもたちは夢中になって取り組んでいました。

ただ、その体験が終わりに近づくと、一人また一人と公園の中で遊び始めます。

特に大人が遊びを教えているわけでもないのに、子どもたちは子どもたちの世界を作り上げ、遊び始めます。

落ちている木の枝や葉っぱ、石ころにコケなんかでもいろんな遊び方を見つけて、いろんなものを作ったり、試してみたりと、それは無限大にあるような気がしてます。

そして、その時間は本当に楽しそうに遊んでいます。

目を輝かして思いっきり楽しんでる感じが伝わってきます。

そんな姿を見てると、大切なのは「教える」ことではなくて「どう感じる」かなんだとつくづく実感しました。

フィールドビンゴも工作体験も正解があるわけではないので、細かい説明は抜きにして、子どもたちの発想から対話を広げ、取り組んでもらうほうがいいのかもしれないと感じています。

どうしても説明しようとするとマニュアル化されてしまいそうですし。

子どもたちにとっては、自然の中には、不思議さや楽しみを感じる要素がたくさんあるのだと思います。

遊ぶ中で「どうなる?」みたいな疑問が湧いて、いろいろ試してみる。「こうすればもっと面白い」と思えばそれを実行しないと気が済まない。

そんな意欲や気づきこそが、子どもたちの学ぶ力の源。

私は、それをどう引き出すのか。なんだと思います。