夜空の先にある山の世界、、、
そこには、山を登った人しか味わえない世界があります。
そして、たった一人で登らないと見えてこない世界があります。
もしかしたら、、、
そんな世界を見たくて山登りをしているのかもしれません。
暗闇の中、ヘッドランプの明かりを頼りに登る登山道。
ヘッドランプの明かりがこんなにも頼もしいだなんて。
そう、そこにあるのは恐怖と不安に押しつぶされそうになるこころ。
逃げれるもんなら逃げ出したい。
そんな気持ちと常に戦ってます。
でも、、、
東の空が少しだけ明るくなったとき、
こころの中を満たすのは、あ~よかった~と思う安堵感。
ではなく、今この瞬間を生きているという実感。
どんなにあがいても、やってくる朝。
そして、時はどうあがいても流れていく。
草花が芽吹き、紅葉し落葉する四季の移ろいも当たり前のこと。
そんな当たり前のことに気づかされる一瞬でした。