キャンプブームですね~
この前、キャンプ場を訪れてみるとファミリーキャンパーで大賑わい。
ここまでブームになっているとは思いませんでした。
さて、そんなファミリーキャンプ。略してファミキャン。
次の夏休み、ぜひやってみたいと思っている家族も多いのでは。
しかし、キャンプに必要な道具たち、多くのHPではありとあらゆるものが必要と紹介されていて「ハードル高くしている?」「どれだけ買わすねん!」と思ってしまいます。
本当に必要な物はそんなにありません。
そう、そんなにお金を掛けなくてもキャンプはできます。
その中でも絶対に必要な物。それはずばり、、、
テント です。
テントがないとキャンプにはなりません。
そして、テントさえあればキャンプができます。
車中泊という方法もありますが、家族が寝るとなるとやはり厳しいのでは?
また、コテージやバンガローもありますが、棟数が少ないため競争率が高そうです。
よって、キャンプを始めたいのであれば、まずはテントを買う必要があります。
しかし、テントの値段もピンキリです。
年に1回、それも数年しかキャンプしない可能性があるのであれば、レンタルという方法もあります。
この「やまどうぐレンタル屋 」では、テントやタープだけでなく、マットや寝袋、チェアにテーブル、ランタンまでもがセットになったものもあります。
レンタルしたい方は一度HPを覗いてみてください。
その他に必要なものは、「寝床」「明かり」「炊事」の3点です。
寝袋?
家にタオルケットや毛布はありませんか?
椅子とテーブル?
家に大きいレジャーシートはありませんか?
クーラーボックス?
家に買い物などで使う大きい保冷袋はありませんか?
不便さを味わうのがキャンプの醍醐味。非日常体験がそこにあります。
キャンプに快適さを求めていくと、どんどん道具が増えていきます。その結果、キャンプしに来て設営と撤収だけに追われることになりますのでご注意を。まあ、それを良しとするかは個人の価値観ですが…
そして、キャンプ沼は泥沼なのでハマらないように。私も一時期ハマりましたから…
あとは車への積載が可能かどうかを忘れずに。
寝床(インナーマット)
寝床とは、テント内に敷くマットのことです。
ホームセンターなどで売っている安いアルミのロールマットやジャバラマットで十分です(最悪、毛布などでもなんとかなる)。
なぜ必要なのかは、地面からの冷気を遮断し、なおかつテント下の小石などによるゴツゴツ感を解消するためです。快適な睡眠をとるためには必要なアイテムです。子どもたちはなくても寝ていますが・・・
さらに、そのマットの下にちょっと厚みのあるこのようなテントマットを敷けばさらに完璧になります。
このようなインフレータブルマット もありますが、私にとってはめんどくさいの一言です。
ちなみに、地面とテントの間にテントより少し小さめのブルーシートを敷いておくとテントの撤収が楽で(底部の汚れが少なく、なおかつあまり濡れない)、テントが長持ちします。テントに合わせた専用のものが売られていますが、安いブルーシートで十分です。
また、テントの入り口に「すのこ」を置いておくと足の裏についた砂などがテント内に入りにくいです。
あとは、枕と耳栓を忘れずに。
枕は家でよく使うものがよく眠れますが、衣類やタオルでも代用できます。
明かり(LEDランタン)
懐中電灯だと特定の場所しか明るくしてくれませんので、ある程度周辺を照らしてくれるランタンがあると快適になります(最悪、懐中電灯だけでもなんとかなる)。
ガスランタンもありますが、LEDランタンで十分です。災害時にも役立ちます。
子どもでも扱えますし、トイレや炊事棟に行く時に持ち運びもでき、さらにテント内でも使えるからです。
なにより家での準備が楽チンです。電池さえ用意すれば済みますし、充電式と兼用のものもあります。
暖色のものもあるのでランタンの雰囲気は損なっていません。
そして、明るさ。
そこまで必要かどうかは分かりませんが、今では1000ルーメン越えの商品もあります。
我が家では、280ルーメンのジェントス製品でしたが、これが2台で十分事足りました。
これ の一代古いやつです。
あと、電源付きサイトで屋外用の蛍光灯を持ってきているキャンパーもいますが、持ち運びができないのでLEDランタンを買っておいて損はないと思います。
炊事その1(ガスバーナー・ガスストーブ・ガスコンロ)
家にカセットコンロがあればそれで十分です。
お湯を沸かしたり、調理をしたりができます。
なければ、キャンプ場に炊事棟があればそこで薪を使って調理ができます。火を起こしてご飯を炊きカレーを作る。朝はご飯とみそ汁を作る。
これこそがザ・キャンプです。子どもたちと火を起こすところから始めるとかなり盛り上がります。
しかし、いつしかそれもしなくなりました。このユニフレームのツーバーナー を買ってからは、すべてをガスで調理しています。
しかもガスが2口もあるので、米を炊きつつ炒め物ができるといった具合にかなり便利です。
もう戻れないと思います。この便利さを味わってしまうと。
コーヒーが飲みたいと思えばお湯がすぐに沸き、焼きそばが食べたいと思えばすぐ炒められる。
便利過ぎます。
なので、買うときは注意が必要です。もう戻れなくなりますので。
もしガス系のものを買うのであれば、家でも使えるカセットコンロがいいと思います。屋外用であれば火力も強いですし、ソロキャンプでも使えます。何より災害時にも役に立ちます。
ただ、シングルバーナーやカセットコンロだとそれ自体を置くテーブルが別途必要になります。それを踏まえると足がついているツーバーナーが便利なのかもしれません(キッチンスタンドを買ってしまうと意味がありませんが…)。
100均で売っている小さなラックに載せてやると座ったままで調理ができます。
このツーバーナー、いわゆるTタイプのガス式かカセットガス式になります。
災害時に手に入りやすいのはカセットガスなので、カセットガス式がおすすめです。
炊事その2(クッカー)
薪で調理するのであれば、クッカーはキャンプ専用の物を用意したほうが無難です。
クッカーが煤まみれになりますから。
この煤は家でもなかなか落ちません。
一方、ガスで調理するのであれば家にあるものが使えます。
キャンプに必要なクッカーは、お米を炊くもの、フライパン、鍋、やかん(ケトル)でしょうか。
ユニフレームではセット になったものが販売されていて、コンパクトに収納できるので便利です。
ただ、フライパンはやはり小さいので、家にある大きなもので代用したほうが調理は楽なのだと思います。
妻も家にあるものを持っていきます。
お米を炊くクッカーは、このユニフレームのライスクッカーをもう何年も使っています。本当に美味しくお米が炊けるのでかなり助かっています。鍋代わりにもなりますしケトル代わりにもなります。
やかん(ケトル)は焚き火の上に載せることもあるので、専用の小さなやつを買っておいてもいいかもしれません。
ということで、薪で調理するなら専用の物を。ガスだけなら家のものが使える。ただ、炊飯専用のものは必要ということですかね?
米を炊かないという選択肢もあります。
炊事その3(キッチンツール、食器など小物類)
キッチンツール(まな板、包丁、万能ばさみ、お玉、しゃもじ、ヘラ・ターナー、トング)、食器類(カップ・コップ、器、はし、スプーン・フォーク)、調味料、洗剤・スポンジ・たわし、着火剤、火ばさみ、軍手、うちわ、ゴミ袋、マッチ・ライターなどなど。
こういった小物類は、すべて家にあるものか100均SHOPなどで揃えられます。
再々キャンプするのであればキャンプ用に買い揃えたほうがいいですが、とりあえず家にあるもので揃えてみることです。ひとつのBOXに入れておけば準備が楽です。
カップ・コップ、食器についてはセット になったものが売られていますので、そちらを買うのも一つの方法です。
この小物類を準備するのに時間が掛かったりするので挫折しやすいです。
快適キャンプのための道具たち
ここからは、あれば快適となるものを紹介します。
用意しなくても不便ですが、夏のキャンプであればなんとかなるものです。
チェア・椅子
チェアがあればずいぶん快適になります。
こんなコンテナBOXを椅子代わりにすることもできますし、ホームセンターなどで売っている安い椅子でもずいぶん快適になります。
家族分のチェアを買うとそれなりの値段となるので、とりあえずは安いチェアを買って様子を見たほうがいいです。
ただ、小さなお子さんがいる場合は、椅子より座ったり寝転んだり遊びまわったりできるレジャーシートのほうが楽なときもあるので、親の分だけ買うという方法もあります。
小さなお子さんには子ども用のチェアもありますが、こんなベンチ もあります。
我が家も子どもが小さい時はベンチにしていました。小さい子供は座っている時間なんてそんなにないですし、座ってないときは荷物置きにもなります。
いい椅子が欲しいのであれば、個人的には背もたれの長いハイバックと呼ばれるチェアがいいです。
こんなやつ です。頭をホールドしてくれるのでチョイ寝もできます。
私が持っているのはogawaのハイバックチェアですが、いつもまったりさせてくれます。
こういったチェアは、キャンプ以外でも使えたりするので買っておいても損はありません。
ちなみに座面が360°回転するアウトドアチェア【SABUROKU CHAIR】 もあります。これがなかなか便利そうで気になっていますが、かなり高いです。
あと、車への積載も考えておいてくださいまし~
テーブル
チェアがあればテーブルが欲しくなります。
食事したり、料理の下ごしらえをしたりとキャンプでは大活躍してくれます。
小物を置く場所がないと思ったときにテーブルがあればそこへ置いちゃいます。
なので、テーブルは欲しいアイテムの一つになります。
こういった大きいテーブル が一つあれば便利ですが、車への搭載スペースをかなり必要とします。
そんな時は小さいテーブルを複数持っていく方法があります。
コンテナBOXもテーブル代わりになりますが、我が家の場合は、このユニフレームの焚き火テーブル を2つ持っていくだけのときもあります。天板が熱に強いので何かと便利です。
この小さいテーブル、大きいテーブルだと無理ですが、焚き火そばへテーブルを持っていくなど移動させることができます。これが何かと便利なので一つは持っておいて損はないです。
ちなみに、我が家の場合、最初の頃は椅子とテーブルがセットになった青いピクニックテーブルを持っていっていました。真ん中にパラソルが立てれるやつです。
寝袋・シュラフ
真夏の海キャンプであれば絶対に必要ありません。
暑くて寝られないくらいで、タオルケットもいらないくらいです。
真夏でも標高の高い場所でキャンプする場合は毛布で十分ですが、家族分となると結構かさばります。車に載らない場合は、仕方がないですがコンパクトに収納できる寝袋を買うしかありません。
まあ、災害時にも役に立つと思うしかありません。
マミー型シュラフ と封筒型シュラフ がありますが、コンパクト性を求めるのであればマミー型しかありません。
マミー型は窮屈なので、窮屈な寝袋が苦手な人はストレッチが利いたものを買うといいでしょう。
焚き火台
BBQや焚き火をしたいのであれば必須のアイテムとなります。
今の時代、直火不可のキャンプ場がほとんどだからです。
家にBBQ用コンロがあるかもしれませんが、大きいので車に載せるのには無理があります。
キャンプ用のものを買うしかありません。
優秀でお手頃価格なのは、やはりユニフレームのファイアグリル です。焚き火とBBQができてオプションもたくさんあるのでバリエーションが広がります。
ちなみに、炊事棟でBBQをしている人もいます。
クーラーボックス
クーラーボックスを買うことになれば、車に載らない!なんてことにないように。
大小さまざまあるので、車へ積載可能な大きさを見極めてから購入しましょう。
保冷材はなくてもお茶を凍らせれば保冷材代わりになります。
ハードボックス とソフトボックス がありますが、長時間保つのはハードボックスでしょう。
また、クーラーボックスを地面に直接置かずに、下に「すのこ」などを敷いてやると地面の熱が伝わらないのでかなり違います。
以上になります。快適さを追い求めるとキリがありませんので、ご注意を。
それでは、楽しいキャンプライフを~