登山用の靴下に求められるものって何ですか?
薄い生地だと、長時間の歩行で足が痛くなったり、すぐに破れたりと。
今までそんなイメージを持ってて、特に意識することなく登山用の高い靴下を買い、近所の山以外は登山用の靴下を履いてます。
足が痛くなると、歩けなくなるからとっても重要なウェアなんでしょうけど、いつもなんとなくで選び履いてます。
靴選びは、慎重に慎重を重ねて選ぶのに、靴下は特にこだわりもなく、深く考えることもなく選んでいます。
私だけ?
本来は寿命があって、何年も履けないんだろうけど、貧乏人のため孔が空かない限り履き続けています。
登山用の靴下は、一般的にはクッション性を高めるように裏地がパイル地になっているものが多いです。
裏地が「丸いループ状の糸」が織り出してあるんですね。
タオル生地と同じです?!
クッション性があるため、包み込むような柔らかな肌触りがあって、表面積が広いため、吸水性が高いのも大きな特徴です。
また、パイルは生地面がループ糸で覆われているので、ふわふわとした独特の弾力性があり、生地の厚さや素材を変えることで、保温性を高めることも出来ます。
パイル生地は、登山に必要なクッション性、弾力性、吸水性、保温性を兼ね備えているというわけですね。
ということは、登山用の靴下に求められるものは、そのクッション性と弾力性、そして吸水性と保温性ということになります。
足の負担を和らげ、足の快適性が求められているということです。
でも、そんなパイル生地の靴下だったら、普段の靴下でも使えそうですよね。
普段の靴下でも、登山用よりは安いけど、そこそこの値段のものはしっかりしている気がします。
気候のいい日帰りの登山だと、普段の靴下でもいいのかもしれません。
まあ、私も裏山の2~3時間くらいの登山だと、安くなった3足780円ぐらいの靴下で登ってます。
ただ、登山用のは耐久性もあるせいか、孔が空いたりすることがほとんどありません。
結局は、普段の靴下を買い続けるほうが高くつくのかもしれません。
最近は、靴下と足を密着させて、靴下が滑らないようにサポートが入っているのをよく買います。
あと、登山用のは消臭機能もあるんでしょうけど、まる一日歩いた靴下は本当に臭くなります。
よくテントの中に干します(私だけ?)が、臭いです。
そんなサポート入りの靴下も、これもなんとなく良さそうな感じで買ってますが、履いて歩いてみると確かに足と一体感があり、靴下の中でも足が滑らない感じがあるので、お気に入りとなっています。
あと、土踏まずを下から支える構造なので足が疲れることが少なくなりました。
本当は足の筋トレすればいいんでしょうけど。
ということで、靴下も結局、日帰りなのか1泊なのか、長期なのか、雪山なのか。
日帰りでも、歩く時間はどれくらいなのか。
それによって選ぶ必要があるということに落ち着きそうです。