ファミリーテントにおすすめは2ルームテント?|本当に?

ファミリーテント選び、悩みますよね。なかなかお高い商品ですから。

でも、ファミキャンには色々なスタイルがあります。

どのスタイルが自分に合っているのか。または合いそうか。

それを一度考えてみるのも一つの方法です。

ここでは4つのキャンプスタイルを紹介しているので、そこからベストなテントを探っていきたいと思います。

さて、この前久しぶりにキャンプ場へ行ってみると、ものすごいテントの数。

昨今のコロナ禍でキャンプがブームになっているとは聞いていましたが、本当にすごかったです。

「すご! こんなにブームになってんだ!」と思ったしだいです。

そのキャンプ場はフリーサイトもありますが、そのフリーサイトの地面が見えないぐらい隙間なくテントが張られていました。

ようあそこまでぎゅうぎゅうに張れたものだと逆に感心したぐらいです。

さらに区画サイトも超満員の状態。

こんなにキャンプする人が増えたのなら、予約も争奪戦になってそう…

でも、すぐそばに他人のテントがあるとなんか嫌だな~と思ったりしないのかな?

もし我が家がキャンプ場に来て、テントを張る場所に困るぐらいテントが密集していたら、あきらめて帰っているかもしれません。

やはりそこそこの距離は欲しいです…

密集しているテント
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不便を味わうことこそキャンプの醍醐味

でも、キャンプは楽しいです。

いつもの生活では味わえない非日常を味わうことができますから。

「日常」から離れ「非日常体験」ができるのがキャンプの醍醐味であり、楽しさでもあります。

家では簡単に出来ることが簡単にできない不便さも、たまにはいいものです。

なにより、自然を感じながらってのが本当に心地良かったりします。

ソロキャンプもいいですが、小学生くらいのお子さんがいるのであればやはりファミリーでキャンプに行くといい思い出になります。

我が家の子どもたちは大きくなりましたが、時々「キャンプ行きたい」って呟きますから。

普段の生活の中ではお目にかかることがないような姿を子どもたちは見せてくれ、それもまた楽しかったです。

さて、ファミリーキャンプに絶対必要なのはテントです。

その他のものは家にあるもので代用できますが、テントがないとキャンプになりません。

こんな寝袋 がなくてもタオルケットや毛布で代用できますし、こんな椅子 テーブル がなくてもブルーシートの上に直座りすれば済みます。

あとは懐中電灯があれば十分にキャンプができます。

そう、テントさえあればキャンプができるのです。

それだけだと不便を感じますが、その不便こそがキャンプの醍醐味です。

だから、テント以外の物にはあまりお金を掛けず、テントは少々高くてもいいものを買っていました。

もう何十泊もそれぞれのテントでさせてもらったので、十分に元は取れたと思います。

しかし、それにしても今のファミリーテントは高いですね。

思わず「こんなに高くなってるの?」とビックリしてしまいました。

私らがキャンプしていた頃に比べるとかなりの高額商品になっています。

「これじゃ、買うのも悩むよな。」と思ったしだいです。

しかも種類が豊富でますます悩みそう…

まあ、選んでる時が案外楽しんですけどね。

でも、子どもが小さいときにしかできないのがファミリーキャンプです。そして、子どもが小さいときだからこその楽しさもあります。

子どもが大きくなってしまった今では、探すのはキャンプ場ではなくホテルや旅館に変わってしまいました。

だからアウトドアが好きでキャンプしてみたいと思っているのであれば、ぜひキャンプしてみてください。テントの中で寝るだけで子どもたちはきっと大喜びするはずです。

テントの中の子ども

設営スタイルは4通り

『テント』のみを設営

一つ目は『テント』のみを設営するスタイルです。

もっともシンプルで、もっとも不便さが味わえます。

そう、もっともキャンプの醍醐味を満喫できるスタイルです。

私が子どもの頃は、このスタイルしかありませんでした。

なにより、テントさえ買ってしまえばキャンプができるので、気軽にキャンプすることができます。

キャンプ場に炊事棟があれば調理もそこで出来ますし、火起こしを子どもたちとするとかなり盛り上がります。子どもは火遊びが大好きですから。

そして、青空の下で調理したものを食べるのは抜群に美味しいです。

ただ、雨が降ると辛いかな。

テントはこのようなドーム型テント であれば設営も簡単ですが、さらに前室が広くないシンプルで簡単な構造のものにすると設営撤収にかかる時間を大幅に削減できます。

コールマン ロゴス スノーピーク ogawa など様々なメーカーがありますが、我が家の場合は、モンベルの「ムーンライト」というテントを買いました。ムーンライトは本当にいいテントです。前室も広くなく、設営撤収も簡単にパパっとでき、フライシートとインナーシートに結構な空間があるので夏は涼しくて結露が少ないテントでした。

ただ、後で述べるようなタープを買い足すことをしないのであれば、前室が広いタイプのテントを買ったほうがいいのかもしれません。

雨の心配がないときは、テントだけ設営してテントの前に椅子とテーブルだけを配置するスタイルをしたことがあります。

最も自然に近づくことができたキャンプで、最も印象に残っています。

メリット
  • 設営撤収時間が早く済む
  • 家での準備と片付けがめっちゃ楽
  • 気軽に行ける
  • 開放感が抜群
  • 自然に最も近づける
デメリット
  • 夜露で屋外のものが濡れるので、寝るときは屋外のものをすべて片づける必要がある
  • 雨が降ると辛い
テントのみのキャンプスタイル
前室が広いタイプがいい

『テント+タープ』

二つ目は『テント+タープ』のスタイルです。

タープを買い足して、キャンプをより快適にするものです。

テントとタープを別々に設営するため、ちょっと時間が掛かります。

また、タープを張るのに結構な面積を必要とするので設営場所を選びます。

ただ、タープもシンプルなものにすると慣れれば簡単に設営できます。このようにヘキサ型 レクタ型 ウィング型 と色々ありますが、スノーピークのヘキサタープ のようなタープは、綺麗に張ろうとするとちょっと時間が掛かりました。見た目は美しいのですけどね。

快適さで並べると、レクタ型>ヘキサ型>ウィング型ですかね?

必要な設営面積もレクタ型>ヘキサ型>ウィング型になるかな?

ただ、ヘキサ型もポールを追加してやればレクタ型みたいにはなるので、我が家が1泊だけするときのスタイルは、「ムーンライトテント+ヘキサ型タープ」でした。

タープの下にテントの出入り口を入れるので、前室が広くないタイプのテントを選びました。

メリット
  • 設営撤収は慣れれば早い
  • 開放感をそれなりに味わえる
デメリット
  • 設営場所を選ぶ
  • 雨が降るとタープ内のものが結構濡れる
  • 夜寝るときはゴミ処理などの鳥獣対策が必要
  • タープ内のものの盗難が心配
テント+オープンタープスタイル
1泊時の定番スタイル

『2ルームテント』

三つ目はリビングと寝床が一体となっているこのような『2ルームテント 』のみを設営するスタイルです。

設営面積は思ったほど広くありません。

設営撤収が一人ではできないくらい手間ですが、一度設営してしまうとその快適さが病みつきになります。特に小さな子どもがいると寝床へのアクセスが抜群なので本当に快適でした。

我が家の場合、連泊するときはこのスタイルでした。観光地巡りなどでキャンプ場から離れるときも、防犯上の安心感が少しだけありました。

今ではかなりの高額商品となっています。オガワテントの「ティエラ5」というテントです。

この2ルームテントにさらにタープを張っているキャンパーもいますが、そこまでしたことはありません。

連泊するなら2ルームテントが最強と思いますが、連泊する予定がないのであれば、過剰なテントかもしれません。

メリット
  • 設営面積がコンパクトに納まる
  • 夜寝るときの鳥獣対策がいらない
  • 盗難の心配が小さい
  • 雨が降っても安心感がある
  • 冬でもキャンプができる
デメリット
  • 開放感がない
  • 設営撤収が手間
  • リビング内に椅子、テーブルを並べると移動が少し窮屈 ・家に帰ってから乾燥させる場所に困る
2ルームテント
連泊時の定番スタイル

『テント+リビング用シェルター』

最後は『テント+リビング用シェルター』のスタイルです。

このようなリビング用シェルター を買い足して、キャンプをより快適にするものです。

テントに連結できるタイプのものを買うと2ルームテントのようになります。

タープよりは開放感が劣りますが、夜はランタンなどの灯りに虫が寄って来るので、それを避けるために有効なアイテムです。

我が家もキャンプを始めたころはこのスタイルでした。

しかし、テントを2つ設営するようなものなので設営撤収に結構時間が掛かりました。

しかも当時はムーンライトテントに連結できるシェルターがなかったので、使い勝手が悪かったです。

結局、2ルームテントを買ってしまったため出番はなくなりました。

個人的にはあまり好きではありません。

このスタイルの望むのであれば、連結できるテントを購入したほうがいいです。

テント+リビングシェルター

どれも一長一短ありますよね。

自分たちに合ったキャンプスタイルを見つけ、素敵なアウトドアライフをおくってくださいね~

ではでは。