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登山の山行スタイルが低山日帰りを主としている人にとって、年に1~2回しか行かないような山行にチャレンジするときに、すべての用品を購入するのは相当な費用が掛かります。
さらに、購入にあたっては多くの情報を入手しながら悩みに悩みまくることになり、多くの時間と労力を必要とします(私だけ?)。
また、楽観的に「試しにこれ買ってみよう」とか「冒険心でこれ買ってみよう」という発想はできません。登山用品は高価ですから、どうしても慎重になってしまいます(貧乏性の私だけ?)。
購入した後に「買って失敗だった」と思わないために、使用レビューやあらゆる情報を入手し、自分にとって最適なものは何かを見極めて購入します。
例えば、山岳テント。
日本に代表されるメーカーであれば安全性は確立されているとの判断のもと、快適性や使い勝手はどうなのかを使用レビューなど様々な情報を参考にして悩みに悩みまくります。
軽さやコンパクト性を重視して1人用にするべきか、快適性を重視して2人用にするべきか、出入り口は短辺側がいいのか長辺側がいいのか、などなど。
山岳テントでの事例はないですが、山行日も迫ってくると、悩むことに疲れたのか勢いで買ってしまうことも少なくありませんでした(私だけ?)。
ただ、これらは「購入する」ことしか頭にないためにそうなるのであって、ここに「レンタルする」という選択肢を加えていれば、次のようなメリットが生まれていたかもしれません。
- 節約できる(家族分となるとさらに大)
- 他の物の購入費用にお金を回せる
- 使用感が分かるので、気に入ったものを見極めることができる
- 他のことを考えられる時間と余裕が生まれる
よって、新たな登山用品が必要となったときに次の3つに示すように「レンタルする」という選択肢を頭の中に加えてみると、随分気が楽になるかもしれません。
使用頻度が少ないときには、レンタルという選択肢を加えてみる
普段の山行スタイルから一歩進んで新しい山行にチャレンジするときに、その山行が年に1~2回の使用頻度しか見込めないときは、必要な登山用品はレンタルするという選択肢を思考回路の中に加えてみることです。
特に、高価な登山用品であればなおさらです。
それは、頻繁に買い替えることができないのと同時に、買った商品が自分にとって使えないものであった場合には、さらなる時間と労力とお金が必要になるからです。
テント泊縦走登山時のテントや大型ザック、シュラフや登山靴といった用品。
そして、雪山登山時のハードシェルや登山靴、アイゼンやスノーシューなどなど。
こうした高価な登山用品は、使用頻度を考えレンタルすることを選択肢に加えるのです。
昔から登山用品のレンタル屋さんがあったのかどうか知りませんが、その存在を知っていたならば私は間違いなく選択肢の一つに加えてました。
この富士登山道具レンタル という会社では、実に多くの登山用品をレンタルすることができます。
ハードシェル に登山靴 、アイゼン 、スノーシュー・わかん 、テント にシュラフ 、そして大型ザック も備えています。
しかも、その用品のメーカーは一般的によく耳にするメーカーなので安心感はあります。
また、返却は汚れたままでいいとありますのでかなり便利かもしれません。
使用感を知りたいときは、試しにレンタルしてみる
先に述べたとおり、私だけかもしれませんが高価な登山用品を購入するときはかなり慎重になります。
テントやシュラフ、登山靴、ハードシェルに大型ザック・・・。
これからの使用頻度を考えると、レンタルではなくやっぱり買っておきたいと思ったときに、その使用感はやはり気になります。
いろんな人の使用レビューをみても、やはり自分の使用感ではないために悩みに悩みまくります。
また、山岳テントは年に数回しか使わなくても、やはり自分のものが欲しくなります。
それは「我が家」という認識が頭の中で働いていて、我が家=自分のものであって、我が家=他人のもの(レンタル)という発想になかなか終着できないものが心の奥に隠れているからなのかもしれません。
そんな山岳テントや高価な登山用品を購入する時には、「買って失敗した」とか「やっぱりあっちのほうがよかった」なんてことを思いたくないために必死になります。
実物を見てみたいから、アウトドアショップで展示されているものを見たり触ったり、着てみたり寝てみたりと、本当に時間と労力を必要とします。
でも、思ったことありませんか?
試しに実際の登山で使用できたらなと。
そんな時は、購入する前に「試しにレンタルしてみる」という選択肢を頭の中に加ええみてください。
特にそう思うのが山岳テントです。
この富士登山道具レンタル の会社を見ると、実に多くの山岳テントが用意されていて、このページ を見るとそのテントは国内の主要メーカーのもの。
まさに購入前の自分の使用レビューができます。
アライテントのエアライズ1 であれば1泊2日でこの値段です。
その他にモンベルのステラリッジ1 やダンロップのVS-10 もあります。
また、ファイントラックのカミナドーム1 といった比較的新しい製品もあります。
この4つの製品を軸に2人用のものも用意されているので、1人用か2人用かで悩んでいる人にも使い比べることができます。
そして4~5人用には、ヘリテイジ エスパース スーパーライト なども用意されていて使用頻度の少ない大人数にも対応しています。
レンタルして使用感を確認した後に、新品を購入するということも選択肢としてはありです。
ただし、時間に余裕がないとできないでしょうが...
家族で年に1回のアルプス夏山登山にもレンタルという選択肢を加えてみる
夏休みは、家族でアルプスへ縦走登山やテント泊登山に行きたいという人も多いと思います。
夫婦2人分なら揃っているけど、家族分となると...
と悩んでいたり、夏山登山を躊躇されている人がいるかもしれません。
先に述べたようにテントのレンタル に4~5人用も用意されているので、選択肢に加えてみてください。
特に家族でとなると、トータルで考えても2~3回しか使わない可能性もあるのでレンタルは非常に有効な手段です。
夏山の美しい景色を家族で共有出来る。それほど素晴らしいものはありません。
私の場合、このエスパースのテントは10回以上使いました。山岳テントでありながら前室があるので普通のキャンプに使え、使用頻度は高かったです。
ただ、普通の家族キャンプではやはり大型のテントを一回使ってしまうと、そちらのほうがはるかに快適であったためにそれから出番はなくなりました。
また、重たいがために縦走登山時のテント泊には向いておらず、ベース型登山時のときのみの使用でした。
縦走時は前室のない軽いタイプのテントを別途購入しましたが、それこそ3回(トータル6泊)しか使っていません。
レンタルのことを知っていれば、きっと利用していたと思います。
それは、子どもたちが大きくなるまでの限定的な利用になると思っていたからです。
また、次の年の夏休みに「もう山登りは嫌だ」と子どもたちから言われる恐れもありましたから。
テントについては、先に述べたように自分のものが欲しいため、「購入」か「レンタル」かで悩むかもしれませんが、使用頻度を考えて割り切ることも大事です。
さらにこのレンタル会社では、シュラフ や子ども用レインウェア 、子ども用登山靴 に子ども用のヘルメット 、ヘッドランプ も用意されています。
シュラフやヘッドランプについては、キャンプでも使う場合は購入するほうがいいですが、靴やレインウェアなどは次の年には使用できないことも考えられるので、こういうものはレンタルするほうがおすすめです。